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こんにちは、たっきー部長です。
と、思っていませんか?
ビジネスの現場で求められている英語力って何なのでしょう?
それを知らないで漠然と英会話スクールに行ってみたり資格受検をしてみたりしても、的はずれになってしまいます。もちろん勉強しておくことは何もやらないよりも良いのですが、うまく仕事に結びつけられないとモチベーションダウンになってしまいますよね。
そこでこの記事では、ビジネスの現場で長らく英語力のある人材を募集し、採用してきた私が、実際にどのような人・スキルを求めているかを解説します。
結論から言っておくと、リーディング、スピーキング、ライティング、リスニングのうち、ビジネスの現場でもっとも求められているのはライティングの力なのです。
英語のライティングスキルが大切な理由
平均点も最高得点もないし、絶対的な正解もありません。テストと違ってビジネスの現場では他の人に聞いてもいいし、色々なツールを駆使してもいいのです。むしろ色々な手段を活用できることも大事なスキルでしょう。そうやって周囲のあれこれを活用してアウトプットしながら前に進めていくのがビジネスの現場です。
そんな中で、英語4技能のうち、リーディングは翻訳機能が多く出回っているのでツールの活用でこなせる部分が大きいことは想像しやすいですね。
ではスピーキングとリスニングはどうでしょうか。ビジネスの現場においては、ネイティブの会話を聞き取って大意を要約しましょうなんて問題が出題されるわけではありません。多くの場合はミーティングの場面で、ビジネスでの会話は同じベースがあるはずですから何を言ってるかまったくわからないなんてことはありませんよね。また、お互い英語ネイティブではないかもしれず、それぞれの英語レベルに合わせて確認を取り合ったりジェスチャーを交えたり図解したりしながら意思疎通を図っていくことができるでしょう。
しかしライティングはそうはいかないのです。翻訳ツールや生成AIの活用だけでは意図が伝わらないことがよくあるのです。ビジネスの現場では、仕事の経緯や背景事情を踏まえてその時々で適切な言葉と表現を使う必要があります。メールであれ文書であれ、書いたものはあとに残るので、なおさら正しく伝わるよう細心の注意を払う必要があります。
だからこそ、英語を仕事で生かすために最も重要なスキルはライティング、いわゆる英作文ということになるのです。英作文といっても受験英語と違って、冠詞やら時制やらが文法的に多少間違っていても少なくとも私はあまり気にしません。もちろん、教養レベルを疑われるような稚拙な文法ミスや誤字脱字の類が多いと信頼を失う恐れがあるのは言うまでもありません。基本は踏まえていることを前提に、ビジネスの現場において大切なことは、文書を読む想定読者に応じて、また仕事の経緯や背景事情に応じて、適切な表現を使って誤解がないように伝達できる文書を作成できる能力が非常に大事で、それこそが求められるスキルなのです。
英語のライティングスキルを上げるためのおすすめの方法
参考書に目を通す
1冊目の本です。この本では、英語「らしく」書くという基本を学ぶことができます。ここに出てくる表現例のいくつかでも覚えておくと、そのまま使うことができます。表現の引き出しを増やすことは、想定読者に応じて正しく伝わる英語を書く準備になります。
2冊目の本です。この本では、英語で何かを書く際のバリエーションを広げることができます。表現のバリエーションを広げることは、伝わりやすい最適な表現の選択肢を増やせることになります。
ここで差がつく!英文ライティングの技術—英語は「I」ではじめるな
まとめ
・経緯や背景事情を踏まえて想定読者に正確に伝わる文書を書く訓練をすること
・そのために表現の引き出しを増やせる参考書を読んでおくこと
さて、このように準備しておいて、いざ!ビジネスの現場で英語の文書を作成する場面になったときに、決して「日本語に忠実な直訳を。。。」といった受験英語的なアプローチに戻ってしまわないでください!原文から逸脱しないことは大事ですが、それよりも、意図が正しく伝わることのほうが大事です。そもそも原文が完璧とは限らないのです。
繰り返しですが、ビジネスの現場で英文作成に取りかかる際には、想定読者のことを思い、経緯や背景事情を踏まえて、いかに誤解なく的確に伝わる文書にするかをいつも考えてください。さらに表現も英語らしく整えたクオリティの高い文書を提出し続けてください。そのルーティンを続けていれば、英語を仕事で生かせる人というセルフブランディングになりますよ!