ダンディたっきーの私だって、スキンケアを意識して60年過ごしてきたわけではありません。むしろ無頓着でした。
ですが、遅ればせながら最近になって、たしかにスキンケアは大事だと気づきました。周囲の同年代の男性たちを観察してみてわかってきたのです。もちろん他にも髪だの服だの姿勢だのいろいろありますが、まず今日はスキンケアについて言えば、気を使っていない人は、少しでも気を付けている人にくらべて、あきらかに顔色が暗く、じじくさく見えることがわかるようになりました。いままであまり気にしていなかった同年代の「若々しさ格差」に気づいてしまったのかもしれません。
スキンケアを意識し始めたといっても、当初は、
・スクラブ入りの洗顔フォームで顔をごしごし洗い、
・髭剃り前にアルコール臭のあるプレシェーブローションをつけ、
・髭剃り後にはヒリッとするアフターシェーブローションで顔をたたき、
・ニベアのクリームを塗り、
・おまけに夏は日焼け止めクリームまで、、、
スキンケアのつもりでいろいろ塗りたくってました。そんなことをしていたら、もともと皮膚が弱かったこともあり、顔のところどころが赤くなったりしました。どれが悪かったのか肌に合わなかったのかわかりません。馴染みの美容師のあんちゃん(といってもこの人も50代半ば)が、そりゃダメだよなるべく刺激少なくやさしくしなきゃ、と言うし、皮膚科に行っても同じことを言われたのでやっとわかってきました。すべて替えました。そして今では、
・ぬるま湯で泡タイプの低刺激の洗顔フォームを少しつけて顔をやさしく洗い(ちなみにシャワーヘッドも、マイクロナノバブルが出るものに買い替えました。ちょっと高いけどこれから7,8年くらい?は使うので)
・ギャツビーの低刺激のプレシェーブジェルを塗ってシェービングし、
・ハトムギ保湿ジェルをたっぷりつけてしっとりさせ、
・皮膚科で処方してもらった保湿クリームを薄く塗り、
・「ととのうぐらす」というジェルを目の下、おでこ、そして首に塗って、顔をマッサージしています。
ところでこの「ととのうぐらす」、一度塗るだけでも爽やかにシワが伸びる感触がしますが、使い続けて数週間もすると、塗った部位にハリが出ている実感が得られます。シワがほとんど目立たなくなります。ついでに、肘と、二の腕と、手の甲にもこのジェルを塗ってパタパタしておくと、このへんの年寄りくさいシワも目立たなくなります。顔だけではなくこのあたりもいつも露出しているので、皮膚の状態がたいぶ若々しさの印象を左右しますよね。
ちなみに昨年あたりから、日傘デビューもしました。日焼けしたくないとかではなくて、むしろ本当は日焼けしたいのですが、紫外線を一日でも浴び続けているとてきめんにシワもシミも増えることが感覚的にもわかるからです。日傘も、慣れてくるとあまり恥ずかしくなくなります。折りたたみの傘にして、駅についたらバッグにしまって涼しい顔で電車に乗っています。